栽培品目
バジル
バジルは、シソ科メボウキ属の多年草でイタリアではバジリコの呼び名で親しまれています。さかのぼると「王」を意味するギリシャ語のバジレウスに由来します。「バジル」と呼ばれるハーブには、およそ150 種類の栽培品種がありますが、バジルの魅力は何と言っても食欲をそそる強い 香りです。その主成分はメチルビシャコール、リナロール、シネオール、オイゲノールで、刺激性は低くく生食でも食べられます。当社では、香りがもっとも料理に向く品種の「スィ-トバジル」を主に栽培しています。
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スペアミント
草丈30-60cm程度の多年生草本で、ミントでは最もポピュラ-な品種です。料理はもちろんデザ-ト、お菓子などの飾りつけとしても人気があります。最近では、ミントティやモヒ-トカクテルとして飲料に使われ親しまれています。 |
ペパーミント
ペパーミントは、シソ科ハッカ属の多年草。和名はコショウハッカ、セイヨウハッカ。スペアミントとウォーターミントの交雑種であるといわれています。独特のメントール臭が最大の特徴ですが、ニホンハッカに比べるとメンソ-ルの含有量は50 - 60%と意外にも低いようです。ガムに代表されるお菓子や練り歯磨きなどにも多く使われています。 |
イタリアンパセリ
日本でパセリ(オランダゼリ)と呼ばれているものに比べると葉が平たく、風味や香りが柔らかいのが特徴です。主にイタリア料理で香味野菜として使われることが多いようです。 そのままちぎって料理に添えたり、細かく刻んで料理のソースやドレッシングなどに利用される。葉にはビタミンA、B、C、やミネラルが豊富にふくまれているほか、防腐効果がきたいできるクロロフィルも多く含まれています。 |
ディル
地中海~西アジアの広い範囲に分布する一年草で、茎葉やタネを香辛料やハーブとして利用します。 人との関わり合いは非常に古く、古代エジプトですでに栽培されていたといわれています。ヨーロッパでは古くから料理に使われているポピュラーなハーブのひとつです。魚や酢との相性がよく、「魚のハ-ブ」の名前で呼ばれるほどです。フレッシュな茎葉はサーモン、ディル・シード(乾燥させたタネ)はピクルスの香り付けに定番としてよく用いられます。 |
チャービル
チャービルはコーカサス地方原産であるが、ローマによりヨーロッパ中に広められ、現在では各地で自生しています。アメリカ北東部などにも自生しています。特にフランスでは「セルフィ-ユ」と呼ばれ美食家のハ-ブとして親しまれています。はの形状や香りはイタリアンパセリに似ていますが、より柔らかい風味でオムレツやス-プ、ドレッシング、肉、魚などメニュ-を選ばないのも魅力のひとつです。 |
タイム
原産はヨーロッパ、北アフリカ、アジアで、日本ではタチジャコウソウ)のことを一般にタイムと呼ぶことが多いようです。数ある品種の中でも、コモンタイム、シトラスタイム(レモンタイム)、ワイルドタイム(ヨウシュイブキジャコウソウ)が代表的な品種です。ティ-や料理、入浴剤、ポプリに広く使われています。茎や葉に含まれているティモ-ルは高い殺菌力のほか、強壮作用や気管支系の病気にもいいとされています。また、室内でスプレ-すれば空気をリフレッシュしてくれます。 |
セージ
セージはシソ科アキギリ属の多年草または常緑低木で。和名はヤクヨウサルビアです。イギリスでは昔から「庭にセ-ジを植えている人は長生き」といわれている万能ハ-ブです。 防腐効果や抗菌力があることから、ソ-セ-ジなどの加工品に使われていますが、消化を促し、肝臓の働きを強め、神経を安定させるとも言われています。肉料理の風味づけにつかうと脂っこさを抑えてくれます。花はサラダの彩りにも使われています。 |
ローズマリー
成長すると高さ1.8メートルに達する常緑灌木。暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがする。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気がある。 属名Rosmarinusは「海のしずく」を意味する。ヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれ、また記憶や友情を意味する。キリスト教以前のヨーロッパで祝典や結婚式、葬儀に用いられたとされ、「変わらぬ愛」や「貞節」の象徴とされる。その生育はキリストの生涯を象徴し、多くの伝説で聖母マリアと結びついている。 |
ルッコラセルバチカ
ルッコラの一種で、辛味が強い品種です。イタリア料理にはかかせない有名なハーブです。独特の辛味と苦み、ゴマのような香りから「大人の野菜」とも言われています。 栄養価にも優れていて、カルシウムはピーマンの約30倍、ビタミンCはほうれん草の約4倍、鉄分はモロヘイヤと同等です。 |
カーボロネロ
カーボロネロ(黒キャベツ)・トスカーナ(Laciniato)はトスカーナ発祥の黒いコールです。一般的にはカーボロネロ(黒キャベツ)と呼ばれています。イタリアで育てられたコールで特にトスカーナ地方で人気の品種です。黒に近いダークグリーンのちじれ葉は霜の後に収穫するとすばらしく甘く、パスタやスープに最適です。 |
この他にも、イタリア野菜の商品開発を行っております。